昨晩から日本中を騒がせている“中国製冷凍餃子による中毒症状”。
諸外国における『中国産○○で被害が・・・』というニュースをこのところよく目にしていましたが、ついに日本の消費者にまで影響がでましたね。
もう何を信じていいのやら・・・。
食べることが“ロシアンルーレット”なんて世の中だけにはなって欲しくありません。
このように頻繁に食の問題が取り上げられる中国ですが、実際に中国で生活している人たちはどう感じていて、どう対処しているのか少し調べてみました。
すると、中国ではまず野菜を洗剤で洗うのが常識みたいです。
洗剤を入れた水に野菜を数分間浸し、その後流水で洗い流せば、大半の残留農薬は除去できるのだとか。これは政府機関も勧めていることです。
90年代に入り農薬使用が増えたため、口に入っても害のない野菜も洗える家庭用洗剤が発売されたそうですが、現在では年間数万本が売れるということです。
(ちなみに、日本にも野菜を洗う洗剤は昔から存在しますし、もちろん、世界中にそういった洗剤があります。)
上海郊外にある外資系の高級スーパーで売られている無農薬野菜は、普通の野菜の倍の値段で売られています。裕福な家庭の人でさえ、『毎日買いたいがそういう訳にもいかず・・・』といった心境だそう。
また、中国ではここ数年ガン死亡者が急増中だそうです。
その背景として、急速な経済成長によって企業等が目先の利益優先で製産を続け、公害問題に配慮していないために空気や河川が汚染され続けているということが。
(昔の日本もそうでしたが)
今回の餃子のケースはどのように毒物が混入したのかはまだハッキリ分かりませんが、農薬の問題にしても、他にも様々な要因があるにせよ、大量に出荷するため栽培時期をずらしたり、より生産性をあげる目的のためも大きいだろうと思います。
利益の追求なくして経済は成り立ちませんが、企業本意の利益追求というのは、最後にはこの様な悲惨な結果を招くものなのでしょう。
オリンピック開催も間近なことですし、今後中国でも(もちろん我が国でも)安全な食に対する関心がよりいっそう高まり、消費者のことを考えていない企業や機関が淘汰されていくことを願います。
