
今回はなんと、ジャガイモで水不足を解消しようという壮大な計画が進んでいるとのことです。
実行しようとしているのは、『海外のポテトチップと言えば!』というくらい有名な、WalkersやLay'sを製造しているPEPSICOです。
ちなみにペプシコーラも同社のブランドです。

パッケージ。見たことがある人は多いのでは無いでしょうか。
そのPEPSICOは、膨大な量のポテトチップスを工場で製造する過程でジャガイモから出てくる水蒸気を回収し、工場内の水源につかおう!
と考えたそうです。確かにジャガイモの大半は水分で出来ているので、それを無駄にすることなく循環出来るとかなり効率的ではないでしょうか?
まだまだ実験段階なのですが、一つの工場でテストしてみたところ
1時間で3000リットルもの水を回収出来たそうです。
PEPSICOは他にも様々な取り組みを行っていて、今後5年間で水(水道水)の使用量と二酸化炭素排出量を50%削減することを目標に掲げています。
賞味期限切れの食べ物などを動物の資料に再加工する取り組みは増えて来ましたが、製造段階で出てくる「もったいない」は結構見落とされがちな気がします。
そこに目を付けたPEPSICO。これを機に製造段階で排出してしまう資源を再利用しようとする企業が増えるのではないでしょうか。
ニューホープ