2016年02月06日

楽しくごはんを食べられる場所

「ただいま〜」と家に帰っても、誰の返事もないのは寂しいものです。
一人暮らしだと仕方のないことですが、家で過ごすあいだ一言も言葉を発しないということも珍しくありません。
もちろんごはんも1人でもくもくと頂きます。ですのでその反動で誰かと食べるごはんはとても美味しく感じます。

でも、最近ではそんなふうに1人でごはんを食べる人が集まって、ワイワイとご飯を食べられる場所が増えているようです。

例えば昨年4月に誕生した東京都杉並区にある「okatte(おかって)にしおぎ」というおおきな一軒家を利用したパブリックコモンスペース。
“パブリックコモン”とは「町に開かれた共有スペース」を意味します。

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(オフィシャルサイトより)

『家以外のもうひとつのリビングとキッチン』というコンセプトで、会員になれば時間のある時に来てごはんをつくったり食べたりできる場所を提供しています。

1Fにはお料理を作ったり料理教室も開けるキッチン、ごはんを食べたりワークショップを行ったりする土間スペース、リビングではヨガや上映会が行われ、ゴロンと寝転がれる畳スペースもあります。
2Fはシェアハウスになっていて、そこの住人も1Fのスペースを利用できるようになっています。
ちなみに1Fのキッチンは「飲食店営業の許可取得」が予定されていて、ゆくゆくはジャムを作って売ったり故郷の特産品などを販売したりできるようにもなるそうです。
世代を越えたお友達が増えるのも、とても魅力的だと思います。
家族や職場の人とはまた違うつながりの人と一緒に何かをすることで、毎日の生活の中で知恵を絞ったりアイデアを出したりする貴重な時間が持てるのではないでしょうか。

そしてもう一つは「こども食堂」。
親の仕事、子供の塾や習い事で家族揃ってごはんが食べられない、また貧困が理由でまともな食事がとれないという現状を何とかせねば!という思いで、地域の方たちが子供たちに食事を提供する取り組みが徐々に増えてきているようです。

こども食堂は2012年に東京都大田区にある地元の八百屋さん「だんだん」の店主である近藤さんが開いたのがはじまりで、こちらでは1回の食事につき300円で、みんなと一緒におなかいっぱいごはんが食べられます。
スタート当時は月2回だったものが、昨年4月からは毎週木曜に開店されるようになりました。
子供だけでなく、子供連れのお母さん、一人暮らしのお年寄りや若い男性の利用者も多いようです。(大人は500円)

もともと人が集まるお店だったということもあり、食堂だけでなく1時間500円で子供たちに勉強を教える「ワンコイン寺子屋」や読書会、料理教室、絵本の読み聞かせ回、寄席や手話教室などさまざまな活動が行われています。
子供の頃に毎日を楽しく過ごすことができればきっと将来も明るいものになると思います。
地域で子供を育てるというのは今の時代難しいことなのかもしれませんが、少しでもこのような活動が増えればそれは地域全体の希望になると思います。

また、私たちがお手伝いするスーパーでもイートインコーナーを利用した地域活動が広がっています。
スーパーはいろいろな世代の人が訪れるお店だからこそ出来ることがたくさんあると思いますし、可能性を考えるとワクワクします!

外食すると、どうしても安いは安いなりの素材や味。かといって美味しいもの、体に良い物となればお財布が厳しくなります。
体にもお財布にも優しく、誰かと楽しく食事ができる。そんな場所が増えればいいなとつくづく思います。

from A

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posted by SCW at 18:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと
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