それは、大阪の主要な大通り(御堂筋・堺筋・四つ橋筋・松屋町筋)がなぜ一方通行なのかと言うこと。

メインとも言える御堂筋は6車線もあるので、常々2車線ぐらい逆車線でも…などと思っていました。
若葉マーク + 大阪の地理に不慣れな僕は、一度松屋町筋を車で逆走してしまったことがあります…

(本当に事故にならなくて良かったです。)
その時は夜だったのですが普通に運転していると、おびただしい数のヘッドライトがこちらに向かってきて、「これはただごとじゃないぞ


(イメージです)
一方通行と知らない人が大阪をいきなり走ると、このような事になることもあります。(僕だけでしょうか?)
話を戻しますが、なぜ一方通行になったかと言うと、時代はさかのぼり40年前の1970年の大阪万博になるそうです。
かなりの人数が来るであろう都心部での交通渋滞の緩和と事故防止の対策として一方通行規制を行ったのが始まりだそうで、それまでは双方向通行だったとか。現状しか知らないので全然信じられません。
この大胆な交通規制のモデルとされているのはアメリカ・ニューヨークの中心部、マンハッタンを見本にしたと言われているそうで、碁盤の目のような道路の作りが、マンハッタンと似ている所からだとか。
全国でも異例の取り組みに、影響も大きかったようで、たまに歌でも歌われています。ドリカムの「大阪LOVER」とかもそうですね。
当時ではベンチャーズの「雨の御堂筋」という曲でも歌われていたそうです。
僕は事故を起こしそうになりましたが、この取り組みで渋滞は4分の1、事故は3分の2にもなったそうです!
これはかなりの効果を持っていますね

ただ、40年もたつと時代の流れも変わります。
以前より御堂筋を利用する車の量が減って、代わりに自転車の量が7〜8倍になったそうで、それにより自転車と自動車の接触事故が増えている事が問題になっているそうです。
反対もあると思いますが、思い切って双方向通行にしてくれた方が色々な所にアクセスしやすくなって、ミナミがより活性化するのではないだろうかなと素人目線では思います。
御堂筋を北側から来た人が回り道無しで大丸に行ける日を夢見て

ニューホープ